かつお節の魅力や作り方を体験する食育授業が24日、愛媛県伊予市米湊のヤマキ本社であり、地元の北山崎小学校の3年生33人が、削ったり、みそ汁を飲み比べたりして和食文化を支えるかつお節について学んだ。
 同社が定める「鰹(かつお)節の日」に合わせ開いた。授業は、教員の指導力向上を目指す教育団体「TOSS(トス)」の協力で全国で実施している。
 児童はかつお節の製造工程をテキストを使って学習。体験では削り器の刃にかつお節を慎重に押し当てて力を込め、きれいに削ると歓声を上げた。削り立てのかつお節をみそ湯に入れ、前後の味の違いを確かめた。